大野木博士に関して

大野木嗣子博士について

平成12年より東京港区でサイコセラピー・カウンセリングの個人開業。大野木博士は親や、乳児から老人と年齢や問題の種類を幅広く、悩みを抱えている人を診る資格をもっております。特に、子ども(乳児から青年期まで)とそのご家族、すべての年齢の方(大人含む)との遊戯療法(プレイセラピー)、子育て、トラウマ支援(自然災害、人工的被害、対人トラウマ)や、多文化的問題を専門としています。大野木博士は脳全体に焦点を置いた現脳神経治療研究をもとにした治療を行います。面接は個人、カップルや家族で行われます。また、心理学を勉強中の大学院生や心理学専門家、親、スクールカウンセラー、教員、等様々な人々にに児童相談所、県立精神病院、インターナショナルスクール、私立中高等学校、教会、大学・大学院、学会、企業やJAPT(以下参照)などを通して、児童心理学、遊戯療法、子育て法、児童・青年発達、多文化児童の育て方、トラウマ体験(自然災害、人工的被害)、摂食障害、自傷行為や、心理療法などを教えています。

平成18年に創立した日本プレイセラピー協会(JAPT; Japan Association for Play Therapy; www.JA4PT.org)共同創立者兼協会ディレクター。JAPTは心理専門家用のプレイセラピーのトレーニングと教育を施す団体です。遊びの重要性、治癒的な遊び、トラウマ支援、子育てや、児童発達などのワークショップを心理専門家、心理学大学院生やそのほか子どもや家族を専門的に支援している専門家のために開催します。平成14年から現在まで、チャールズ・シェイファー博士(プレイセラピーの親と称されている心理学者)によるイギリス、アイルランド、デンマークにての各国の主要プレイセラピストが招待制にて参加の国際プレイセラピー勉強会に毎年招待。

大野木博士は、International Consortium of Play Therapy Associations (IC-PTA、国際プレイセラピー協会コンソーシアム; www.IC-PTA.com)の共同設立者です。IC-PTAは、専門的なプレイセラピーと治癒的な遊びの実践を支援する上で、誠実さと品質を重視し、促進し、普及させ、強化するトランスグローバルネットワークです。IC-PTAは、2022年2月にスイスで合法的に設立されました。設立メンバーは、7カ国(オーストラリア、カナダ、イタリア、日本、スイス、イギリス、アメリカ)の9名で構成されています。設立メンバーは、以下の6つの国の非営利団体に設立時の理事として参加を呼びかけました。APPTA(オーストラリア)、APT(米国)、APTI(イタリア)、BAPT(英国)、CAPT(カナダ)、JAPT(日本)です。2022年10月に正式に発足した就任取締役会は、6つの協会それぞれからの代表者各2名ずつで構成されています。

国際基督教大学大学院でプレイセラピーの客員講師を平成17年―28年務めた。その他、PAS心理教育研究所(心理療法の臨床、教育、研究施設:東京)の児童クリニカルディレクター、東京・イングリッシュ・ライフライン・カウンセリング・コミュニティー (多言語心理治療)のサイコセラピスト、母校でもある西町インターナショナル・スクール(東京)のスクールカウンセラーをした後、東京港区で個人開業を始めました。カルフォルニア・スクール・オブ・プロフェッショナル・サイコロジー日本校の元修士論文客員講師。

大野木博士は国際基督教大学で心理学の学士号を取得した後、California School of Professional Psychology, San Diego (米国)で臨床心理学の修士号・博士号を取得しました。臨床インターンとして、Kaiser Permanente Hospital (心理治療の外来、救急、薬物依存施設), Children’s Outpatient Psychiatry(子ども専門心理治療の外来施設), Loma Portal Hospital (子ども・青年専門心理治療の入院・外来施設), New Alternatives 16 (青年専門住み込み治療施設), 及び、South Bay Guidance Center (心理治療外来施設)で経験をつみました。(いずれの施設も米国カルフォルニア州在)

平成23年3月―平成29年まで、大野木博士が創立した日本プレイセラピー協会はユニセフ・ジャパンと共同で、現在はJAPT単独で、平成23年の東北大震災の地震・津波・原発事故被災児童・大人への直接的な心理サポート、及び、被災者支援者への専門的なサポートを施してきました。平成16年の新潟地震の災害児に携わっている心理職員にアドバイスをしており、又、平成16年のスリランカの津波の災害児にOperationUSAAssociation for Play Therapy USAの傘下で直接心理的な援助を施しております。平成19年にはアルゼンチンのブエノスアイレスでの第7回心的外傷とトラウマストレス国際大会、及び、平成24年にアイルランドのダンボインでの第2回国際プレイセラピー学会にて遊びを使用した介入とトラウマについての招聘プレゼンターでした。

その他、企業、教育機関、や学会などで、治癒的な遊び、ストレス・マネージメント法、トラウマ支援、児童発達、子育て法、人間関係、多文化を取り入れる、などのワーク・ショプやセミナーを開催しております。

幼少時より日本とアメリカ両方で過ごし教育を受けたため、完全に日英バイリンガルです。青年期に日本在住時はインターナショナルスクールへ通っていました。

色は感情を刺激します

理 事

  • 日本プレイセラピー協会共同創立者兼協会ディレクター
  • International Consortium of Play Therapy Associations 共同創立者兼JAPTリエゾン代表
  • International Mental Health Professionals Japan元理事
  • Nana’s Children Mental Health Foundation元理事顧問
会 員

  • 日本プレイセラピー協会(JAPT)共同創立者兼協会ディレクター
  • International Consortium of Play Therapy Associations (IC-PTA)共同創立者兼JAPTリエゾン代表
  • American Psychological Association(APA)国際正会員
  • Association for Play Therapy(APT)国際臨床会員
  • International Mental Health Professionals Japan(IMHPJ)理事会員
  • International Mental Health Professionals Japan(IMHPJ)臨床会員
出版物・著作

:

  • 大野木嗣子。 (2019)。はじめてのプレイセラピー:効果的な支援のための基礎と技法。誠信書房
  • Schaefer, C., Kelly-Zion, P., McCormick, J. & Ohnogi, A. (Eds.). (2008). Play Therapy with Very Young Children. New York: Rowman & Littlefield.
  • Schaefer, C., McCormick, J. & Ohnogi, A. (Eds.). (2005). International Handbook of Play Therapy. New York: Rowman & Littlefield.

:

  • Ohnogi, A. (2022). Yuck Go Away!. In L. Lowenstein Ed. Assessment and Treatment Activities for Chidlren, Adolescents, and Families, Volume Four: Practitioners Share Their Most Effective Techniques. (pp. 91-94). Toronto, Champion Press.
  • Ohnogi, A. (2021). Play Therapy Theories and Perspectives: A collection of thoughts in the field. In R. J. Grant, J. Stone & C. Mellenthin (Eds.). Play Therapy Theories and Perspectives: A collection of thoughts in the field (throughout the whole book). N.Y., Routledge.
  • Ohnogi, A. (2017). Play-Based Interventions for Children Traumatized by Natural and Human-Made Disasters. In A. Drewes & C. Schaefer (Eds.). Childhood Anxieties, Fears, and Phobias: Use of Play-Based Interventions and Techniques(pp. 223-243). N.Y.: Guilford Publications.
  • Ohnogi, A., & Drewes, A. (2016). Play therapy to help school-aged children deal with natural and human-made disasters. In A. Drewes & C. Schaefer (Eds.), Play therapy in middle childhood> (pp. 33–52). Washington, DC: American Psychological Association.
  • Ohnogi, A. (2013). Creating Safe Space in Play Therapy with Children. In H. Kotani & F. Bonds-White, Eds. Creating Safe Space through Individual and Group Psychotherapy(pp. 41-61).  Tokyo, Japan: Institute of Psychoanalytic Systems Psychotherapy Press.
  • Ohnogi, A. (2010). Using play to support children traumatized by natural disasters: Chuetsu earthquake series in Japan. In A. Kalayjian & D. Eugene (Eds.), Mass trauma and emotional healing around the world: Rituals and practices for resilience and meaning-making: Natural disasters(pp. 37–54). Santa Barbara, CA: Praeger.

学会誌:

  • Ohnogi, A. (2013), Creating a Psychologically Safe and Accepting Space through Limit Setting in Play Therapy.International Journal of Counseling and Psychotherapy, 10-11 combined, 75-80.
  • Ohnogi, A. (2007), Play Therapy and Safe Space.International Journal of Counseling and Psychotherapy, 5,
  • Ohnogi, A. (2006), Play based psychological interventions with traumatized children: Work with tsunami orphaned Sri Lankan children. International Journal of Counseling and Psychotherapy, 4, 17–36.
  • Ohnogi, A. (1998), Understanding and Dealing with Children Who Have Difficulty Staying Still: a Psychological Perspective (落ち着きのない子供の心理的な要因の理解と対応). Child Study (児童心理),706,

マニュアル:

  • 遊びを通した子どもの心の安心サポート~辛い体験後の未就学児【乳幼児】のためのマニュアル~ 第2刷(2014).日本プレイセラピー協会 、ユニセフジャパン
  • 遊びを通した子どもの心の安心サポート~辛い体験後の未就学児【乳幼児】のためのマニュアル~ (2012).日本プレイセラピー協会 、ユニセフジャパン)

雑誌・記事:

  • Ohnogi, A. (2022), Play Therapy in Japan: A Balance Between Independence and Interdependence. Play Therapy Volume 11 issue 1, 22-25.
  • ベネッセ出版進研ゼミ講座シリーズ保護者向け雑誌「進路進学通信」コラム終了(平成17年1月―12月)

必要時には臨床・スーパービジョン・教育経験やその他関連事項に関してお問い合わせください。

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